日蓮宗 実勝寺

法事・永代供養

■ 法事について

法事会場はご自宅や当山の他に、法事が行えるホテルや料理屋さんで行うこともあります。

葬儀、法事など故人さまを弔うことを仏教の言葉で「追善供養」と言います。「追善」の意味は「善きことを追う」ということです。目には見えなくなってしまった故人さまに対しても、私たちは「善きこと」を捧げることができます。

さて、「善きこと」とはどんなことでしょう?それは故人さまに対して、今ここにいる自分の「いのち」の繋がりに心から感謝の意を表すことです。その表現として、お寺の本堂や仏壇にお菓子や果物、お花をお供えし、僧侶を招いて共に手を合わせ、お経を読み法要を営むのです。そのような心持ちを持った「追善供養」を心がけたいものですね。

イメージを膨らませてみましょう。心から感謝を持って供養を行えば、やがて自分の心に感謝の花が咲きます。では、はじめからやっても意味がない、無駄だと思う方の心にはどんな花が咲くでしょう?妙法蓮華経は心に「蓮華」の花を咲かせます。

故人への供養を通して、自分自身の心にも、泥の中でこそ美しく咲く「蓮華」の花を咲かせたいものですね。

■ 永代供養

「自分たちがいなくなった後、ご先祖を供養できる人がいない」「子どもがいないので仏壇やご先祖のお骨をどのようにしたらよいか?」と心配をされている方は決して少なくありません。当山では、後継者がいらっしゃらないという方にもご安心していただけるよう永代供養塔を建立しております。

永代供養とは、ご家庭の事情によりご先祖の供養が困難になったり、血縁が途絶えてしまった場合、お寺の合同墓地にご遺骨を納骨し、お寺が存続する限りご先祖の供養をさせていただくことです。当山では今のところ、当山の檀信徒であることが条件になっております。永代供養料については住職にご相談ください。檀信徒外の方にも何かしらのアドバイスができるかもしれませんので、お電話やメールにてお気軽にお問合せください。

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